catalog image

【秩父、レトロ建築おさんぽ】〜其の壱、途中の風景もまた楽し

今年2回目の秩父市お散歩です。最初の計画では、地下鉄フリー切符で都内の紅葉の名所を回れるだけ回る紅葉総括のつもりでしたが、コロナの第3波で公共交通機関を使わずに車で密になりにくそうな場所にしようと思い、もう一度行きたい秩父に変更しました。前回は周辺部に時間を取りすぎて中心部のお散歩は時間が短かったので、今回は市街地をメインに時間を配分しました。朝、家を出たら水色の空に淡く白い月がふわりと浮かんでいま...

catalog image

【秩父路ドライブ】〜グダグダの最終章

1番のお目当ての市街地です。ステキなレトロな建物が次々現れます。なかなか進まない秩父路ドライブの記事もやっとラスト。外周も楽しいところばかりで、メインスポットの市街地到着はなんと午後3時。そして、秩父市下吉田の旧武毛銀行から車で30分足らずの道を途中の道を迷って45分ほどかかりました。【旧片山医院】(明治41年)関東大震災や東京大空襲のため、都内で明治時代のたてものを見るチャンスは少ないので嬉しいです。下...

catalog image

【秩父路ドライブ】〜其の参、近藤銘醸、旧武毛銀行

秩父おさんぽの楽しみは近代建築の散策です。秩父市内ではありませんが、車で皆野両神荒川線を通って小鹿野町に出て『近藤銘醸』、秩父市に戻り『旧武毛銀行本店』を見ました。【旧近藤銘醸】大正12年に建てられました。近藤酒造のお店と住居が一緒になった建物です。塔屋の部分がお店で、クリーム色の壁の建物が住居部分だそうです。塔屋側から見ました。下見板張りの住居側からの眺めです。失礼ながらこの山あいの田舎にこれだけ...

catalog image

【秩父路ドライブ】〜其の弍、ちちぶ銘仙館(旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場)

秩父は『ちちぶ銘仙』という織物でもその筋では知られているそうです。今回はたてものお散歩ですので織物については取り上げません。秩父の町のレトロ建築の豊かさについては、8月に訪問した山梨県富士吉田市(当ブログ内では取り上げていません)ととてもよく似た経緯をたどっているようです。明治後期以降に織物で繁栄するも、その後日本の洋装化や輸入に押されて織物産業が衰退。立地条件が県の中心部からは遠く、織物の衰退後...

catalog image

【三崎港・横須賀、たてものおさんぽ】〜其の弍、漁港のレトロな蔵づくり

三崎港の町には蔵づくりのたてものがいくつもあります。背景には何度かの大火を経ていることが理由とありました。港の仕事のために狭い地域にびっしりと立ち並んだ建て方や、風が強いことがあるそうです。房総や佐島の石を使った石蔵もあります。【チャッキラコ昭和館】昭和の生活を紹介したり、民族芸能のチャッキラコの資料を展示している古民家です。開館していないようでした。【三浦映画舎】【旧山田金物店】なんとなく気にな...