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【百段階段】〜『星光の間』、イベント『百段階段展』から

奥の間の床柱は北山杉天然絞丸太で、次の間の床柱は槇出節、両室とも格天井及び欄間いっぱいに板倉星光の四季草花が描かれています。https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan奥の間と次の間の2つになっています。こういう宴会場…料亭タイプの和室の奥と次の間の使いわけがわかりません。襖は音をシャットアウトできないので、急に人が現れてびっくりしないように玄関的なゆとりのスペースかなと思いました。イベントでは襖を外し...

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【百段階段】〜『静水の間』、イベント『百段階段展』から

奥の間の床柱は黄檗丸洗。格天井の秋田杉には池上秀畝の鳳凰・舞鶴、欄間四方には小山大月の金箔押地秋草が描かれています。次の間の天井及び欄間は橋本静水等の画伯によるものです。https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan 『静水の間』は下から4つ目のお部屋です。ここからはお部屋のサイズが少し小さくなります。小さい分宴会の時は出席者同士の距離が近くなり、親密感もアップします。一間のように見えますが、手前の3分の1...

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【百段階段】〜『草丘の間』、イベント『百段階段展』から

落ち着きと静けさをたたえた、百段階段の中で一番好きなお部屋です。採光が今ひとつなのですが、強い直射日光ではなく間接照明のほのかな明るさが差しこみおもむきを添えます。公式サイトの説明です。格天井の秋田杉及び欄間には礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が描かれています。障子建具は非常に手の込んだ面腰組子です。https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan【面腰組子の障子】幾何学的にきっちりと整った建具...

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【百段階段】〜『漁樵の間』、『百段階段展』から

一番目を引くお部屋です。初めて見た時は、埋めつくされた装飾にねぷた祭の展示があり、これでもかというくらいの盛り盛りでした。おぉ〜〜〜っ☆!☆!!ケバくて面白すぎ!!雅叙園の百段階段の『漁樵の間』の説明は以下のとおりです。室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた美しさは息を呑むほどの絢爛豪華さです。床柱は左右ともに巨大な檜で、精巧な彫刻 (中国の漁樵問答の一場面)が...

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【百段階段】〜『十畝の間』、百段階段展から

百段階段を入った最初のお部屋です。日本画家の荒木十畝の絵が特徴なので『十畝の間』と呼ばれます。雅叙園の公式サイトの説明は以下の通りです。『十畝の間』天井には前室に8面、本間に15面、合計23面の襖仕立ての鏡面に荒木十畝による四季の花鳥画が描かれています。 黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な造りの部屋です。https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan#juu【建具】麻の葉模様をアレンジしたような建具です。木の細...