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【明治神宮】〜其の壱、御苑の花菖蒲は盛りを過ぎて

初めて神宮御苑に行きました。お目当ては『花菖蒲』です。花の季節はあっという間でピークをやや過ぎていましたが、まだまだ楽しめました。ゆるやかに蛇行する菖蒲田は遠近感もあり、ものすごくステキな風景!このラインは一目でお気に入り!!友禅模様に良く出てくる水や霞の表現に使う曲線模様に似てますね。うん!すごくいい!!たくさん咲いているように見えて、終わったお花もあります。庭師さんたちが菖蒲田に入って花がら摘...

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【昭和記念公園】〜其の参、こまちそう、シレネ、虫取り草

『こまちそう』が見ごろでした。そんなに広くはありませんが、密植して一斉に咲くと見慣れた花もがぜん魅力がアップします。白花は初めて見ました。間違って紛れ込んでしまったような雰囲気ですが、いいアクセントになっています。濃いピンクの中の白は清涼感があります。が、この花の白は淡いピンクがかってます。『こまち』と言えば町の美人さんにつける接尾語。スッとした縦のラインが和美人の風情なのでしょうか。この花は別名...

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【昭和記念公園】〜其の弍、シャーレーポピーいろいろ

一面に広がるポピー畑の画像は今回は撮れないので、一輪一輪をゆったりと眺めました。真っ赤なポピー畑のメインは赤無地の一重咲きです。赤無地のバリエーションで、花びらにゆるいフリルのあるものや八重咲き種があります。昨年5月のポピー畑の画像で大部分がこの赤無地なのが分かります。今回はそれ以外の八重咲き、セミダブル、覆輪種などの花がいろいろ見られました。そういえば、梅の花も早咲きは一輪咲きが多く、花期の後半...

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【昭和記念公園】〜其の壱、シャーレーポピーの散る前に

なんとか間に合いました。シャーレーポピーのハイシーズンは非常事態宣言中に過ぎましたが、咲き残りがないか見に行きました。『こもれびの丘』の畑は鋤き返されて終わっていないかドキドキでした。まだ植え替えは始まっていませんでしたが、花が少ないのは仕方がありません。一見まだまだ咲いているように見えるとしても、徒長して風に倒れたり、すっかり種になって勢いの落ちた株がほとんどです。知人に画像を見せたら、「まだ見...

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【津久井湖城山公園・水の苑地】〜其の弍、ルピナス、またの名を『lupin』

ルピナスはフランス語では『Lupin』、そうアルセーヌ・ルパンのルパンでもあります。20年くらい前に見た海外版のアルセーヌ・ルパンの映画では、ルパンの少年時代の記憶とルピナスの花が印象的に使われていてルピナスの花と同じ名前なのだと知りました。補色の紫×黄色の組み合わせで。カスタードクリームのようなまろやかな黄色。紫の花房を真上から。湖面に向かって下ってゆく傾斜を利用した段々の花壇にビッシリと植えられていま...

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【津久井湖城山公園・水の苑地】〜其の壱、ルピナス、またの名を昇り藤

藤の花が上に向かって咲いているような姿形から『のぼりふじ』とも呼ばれます。『水の苑地』では春になるとルピナスが一面に咲く花壇があります。ルピナスを見せる公園は珍しいと思います。花色は白、赤、黄色、紫、黄色…と多彩ですが、スモーキートーンで遠目にはやや彩度が落ちるのが特徴です。赤いルピナス赤のニュアンスは茜色という感じで、上の咲き始めと下では色味のトーンが微妙に変化していきます。白とピンクのツートン...

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【小石川後楽園】〜其の弍、『白糸の滝』お目見え!

初めてここを訪問した2017年の秋、白糸の滝はすでに工事中に入っていました。今年の春に完成して、今回その全貌を初めて見ました。泉水との境目に手すりがないので無防備に歩いてはいけません。日本庭園を歩いていて、いつか自分が池ポチャになるような気がしてなりません。落ち始めるあたりがスパッと直線的で、もう少し手描きの線のような揺らぎがあっても良かったかな…水の落ち方も糸のような細さが何重にも…と言うにはややもっ...

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【小石川後楽園】〜其の壱、水もしたたるいい菖蒲

染井吉野の散る頃に始まった非常事態宣言が、藤や牡丹を経てやっと開け、今日6月1日から時短で再開しました。花菖蒲が見たくてさっそく駆けつけました。全体としては6〜7分咲きくらいのいい見ごろに入りました。この咲き具合の良いところは花がらなく見られることです。小雨の降っていましたが、それも一興です。今年は花菖蒲のイベントが中止になり、木道の園路の設置もありませんでした。それでも花菖蒲の美しさには変わりありま...